2年ほど前、watchX という Arduino 互換基板で動く腕時計型デバイスが indiegogo というクラウドファンディングサイトでバッカーを募集しているという記事を Gigazine で読み、欲しくなったので応募した。
…が、その後急性骨髄性白血病で入院してしまい、応募していたことをすっかり忘れていたところ、入院中に届いてしまったw
退院後もそのままほったらかしにしていたのだが、せっかく買ったのに何もしないのももったいないので、最近ようやく重い腰を上げていじることにした。
まずは組み立てである。
ブツはこんな感じの箱に入って届く。
下に置いてあるのは MacBook Air 13インチ。
何となく大きさが把握できるのではなかろうか。
箱を開けてみるとこんな感じ。
左からベルト、USBケーブル、バッテリー、一番右上が基板、右下がOLEDディスプレイ。
ちなみに解像度は128x64という、プログラマ的には何ともキリのいい数字w
組み立ての説明書。
中国製だとよく謎の日本語が書かれた説明書が同梱されていたりするが、watchX はアメリカ製なので、説明書ももちろんオール英語!
ではあるが、それほど長文でもないし、またイラストが分かりやすいので、TOEIC300点台の40代のオッサンでも何となく理解できる。
ということで組み立て開始。
まずはパッドみたいなのを基板に貼り付ける。
続いてOLEDディスプレイを基板に接続。
ベルトを通す穴からケーブルを通すのがポイントらしい。
そして先程基板に貼り付けたパッドのシールを剥がし、
ちょっと曲がっちゃったけど(゚ε゚)キニシナイ!!
そしてバッテリーを接続しようとしたところ、ケーブルを差し込む向きが分からない、という事態に。
ケーブルは赤と黒の2本なので、説明書見れば向きが分かるはず。
分かんねーーーーっ!
たぶん差さる方にすれば差さるし、逆なら差さらないのだろうと思うが、なんか無理やり突っ込めばどっちでも差さってしまいそうな気がしてならない…。
もうこうなりゃ一か八かだ!ってことでカンで差してみたところ、
ウゴイタ━━━━(゚∀゚)━━━━ッ!!
ってか、1年ほったらかしにしてたのに、よくバッテリー持ったな…。
ってことで、赤のケーブルが内側の方が正解のようだ。
あとはベルトを取り付けて、完成。
おおっ、時計っぽい!!
ところでこの watchX、ハウジング、いわゆるガワは付属していない。
3Dデータはあるので、自分で3Dプリンターで出力してね、というある意味潔い製品仕様。
先日、近所のファブスペースで3Dプリンタを使って出力してみたので、それについてはまた別のエントリで書く予定。
また、Arduino 互換基板なので、Arduino IDE でプログラミングすることができる。
さらに、mBlock という Scratch から派生したプログラミング開発環境にも対応しているので、C/C++ を習得していなくてもブロックプログラミングで開発することも可能だ。
これについても、また別のエントリで紹介したい。
これからもちょくちょく、watchX についてはこのブログで書いていきたい。
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