お別れ

2019年7月18日。
2週間ぶりの血液内科の外来。

帯状疱疹後神経痛だが、実は2週間前の7/4に外来の診察を受けた日から、これまで定時(8時、20時)で服用していた医療用麻薬であるオキノームを止めることになった。
このまま服用し続けるのは依存症になってしまう危険性もあるためだ。
痛み止めであるカロナールは引き続き処方されており、また頓服であるオキシコドンについては、これまで処方された分がまだいくつか残っているので、痛みが本当にキツくて耐えられない時だけ服用してもよいという条件で、ひとまず2週間過ごしてみたが、やはりシンドい。
これまでオキノームを服用することで抑えられていた痛みの度合いを10段階中の2〜3とするならば、この2週間はずっと5以上。
また発作的に痛みが増すことも多くなり、仕事中にこれが出てしまうととても椅子に座っていられず、横にならざるを得なかった。
オキシコドンも10包も残ってないので、頻繁に服用することができなかった。

そこで主治医に相談したところ、トラマールという鎮痛剤を処方して貰えることになった。
また、副作用として吐き気をもよおすことがあるそうなので、吐き気止めとしてテルペランも処方された。
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主治医曰く、医療用麻薬ほどでは無いが、カロナールよりは効くということだ。
これでしばらく様子を見てみよう。

この日は血液検査・肺のレントゲン・肺機能検査を行ったが、いずれも特に問題は無かった。
移植後1年〜1年半くらいまでが一番再発する可能性が高いとのことなので、あと半年このまま何事も無く過ごしたいところだ。

そして、白血病の発症以来ずっと担当してくれた主治医のT先生、今月いっぱいで関西方面に転勤することになった。
次の外来は2週間後の8/1なので、自分を診てくれるのは(緊急事態が無い限り)今日で最後。
防衛医大病院はその名の通り防衛省、つまり自衛隊のいち組織なので、当然全国の自衛隊の基地等に医官として転属されることもあるわけだ。
再発していないとはいえ、まだまだ通院を続けなければならない今の状況で主治医が変わるというのは些か不安ではあるし、また自分の命を救ってくれた恩人とも言える方なので、お別れしなければならないのは残念ではあるが、やむを得ない。
転勤先でも、自分と同じように白血病や、その他血液疾患で苦しんでいる方を一人でも多く救って頂ければと思う。

次回の外来は2週間後の8月1日。
次に主治医となる先生はどんな方だろうか。
いい先生であることを祈りたい。



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