2018年6月某日。
口内炎と下痢が酷い。
口内炎は何とか食事はできるレベルではあるものの、口中広範囲に広がっている。
また、下痢で何度もトイレに行っていたら、そのうち出口の周りがかぶれるようになってしまった。
原因はGVHD…ではなく、免疫抑制剤にあるようだ。
現在、免疫抑制剤は2種類投与している。
一つはプログラフというもので、移植の前日から24時間ずっと投与されている。
薬剤師さんによると、30日くらい続けて投与するらしい。
そしてもう一つは、メトトレキサートというもので、こちらは数日に1回、静脈注射で投与されるのだが、どうもこちらの副作用として口内炎とか下痢があるらしい。
口内炎対策としては、やはり適切な歯磨きとうがいのようだ。
うがい薬として、アズノールという粉末を水に混ぜて使用している。
以前口内炎ができた時も、これのおかげでそれほど時間をかけずに治った。
今口内炎が何だかんだで食事できるレベルの痛みに収まっているのも、これのおかげかも知れない。
そして出口の周りのかぶれだが、当初ボラザGという、以前下痢が酷かったときにも使ったことがある、いわゆる痔の軟膏薬を処方してもらい、これを塗っていたのだが、どうも効果がないとのことで、新たに主治医に処方してもらったのは、何とこちらもアズノールの軟膏。
これを塗り始めてから2〜3日すると、ウォッシュレットの水勢を一番弱くしても激烈に痛かったのが、どうにか耐えられる程度には収まってきた。
アズノール、万能過ぎる!
発熱の件といい、移植は無事終えたものの、何事もなく順調に回復していく、ということにはならないようだ。
今後、白血球が増えてくればいよいよGVHDによる影響も出てくるだろう。
それでも自分の帰りを待つ家族のためにも、ここを耐え抜きたいところだ。
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