解禁

2019年6月20日。
2週間ぶりの血液外来。
いつもの血液検査・肺のレントゲン以外に、この日は肺機能検査も受けた。

肺機能検査では、肺活量と共に、肺が正常に酸素を取り込み、また二酸化炭素など不要な成分を正常に吐き出せているかを検査する。
肺活量がいくら大きくても、吸い込んだ空気から酸素を取り込む機能が低ければ意味がない。
燃費の悪い一昔前のアメ車みたいなものだ。
自分の場合、肺活量は同年代の人に比べて1.5倍ほど大きく、またここ数ヶ月毎月肺機能検査をしているが、全く数値は落ちていない。
肺活量は20歳頃までで成長し、その後は緩やかに低下していくそうだ。
自分の場合、中学時代は真面目に部活に取り組んだくらいで、あとは特にこれといった運動を長く続けてきたことがないので、生まれつきなのかもしれない。
こんな身体に産んでくれた母親に感謝だ。
また酸素を取り込む機能についても、特に問題は無かった。
肺のレントゲンも良好で特に影のようなものは見受けられなかったし、血液検査でも怪しいところは無かったので、免疫抑制剤として服用しているプレドニンの量を1日15mgから12mgに減らすことになった。
このペースでいけば、あと2ヶ月程度でプレドニンを0にできそうだ。

そしてついに、アルコールを解禁して貰えることになった。
1日1本、週2本まで、もし血液検査の数値が悪化するようなら即禁止に戻す、という条件付きではあるが。
早速この日の夜、ノンアルコールでない、本当のビールを飲んだ。
アルコールを飲むのは、正月のお屠蘇でちょっと口つけたのを除けば、実に1年半ぶり。
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美味い…!
やはり本物は違う…!

久々のアルコールのせいか、たかだか350ml缶1本でちょっとフラフラになるほど酔っ払ってしまった。
おまけに翌朝、ちょっと頭が重い。
白血病発症前はどっちかといえばアルコールに強い方で、ビールはそれこそ水みたいな感じで、ハイボールを度数高めで飲んでたりしていたのだが、まさかここまで弱くなるとは。
次は135ml缶でもいいかも…。

入院から1年半、移植手術から1年、ついにここまで来た。
食べられるものが少しずつ増えていくのが嬉しい。
次は菌類の解禁が目標かな。
ヨーグルトと納豆を早く食べられるようになりたい。
プレドニンの服用が終われば、食べられるようになるだろうか。
その日が来るのを楽しみにし、今後も回復に務めたい。

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