脊髄に抗がん剤

2018年6月某日。
いよいよ移植前処置開始。

この日は脊髄に抗がん剤を注射。
…脊髄に注射!?
何でも、がん細胞が脊髄を通って脳に転移してしまう可能性を考慮してのことだそうだ。
また、事前に髄液を抜き取って検査するらしい。
う〜ん、脊髄って一歩間違うと、それこそ下半身不随とかになっちゃいそうな印象ありそうだけど、大丈夫なんだろうか。
ちなみに脊髄への注射を業界用語?では「髄注」と言うらしい。

注射をするにあたり、体育座りで膝を抱え、横になる。
極力、背骨を湾曲させることで、骨と骨の間を広げ、そこに注射針を刺すとのことだ。
刺す場所は腰椎の上の方らしい。

まずは麻酔。
一瞬針を刺す痛みはあったが、特に問題はなし。

その後、いよいよ脊髄に針を入れる。
麻酔のおかげで痛みは殆ど感じないが、やはり怖い。
刺しどころが悪いと痺れがあるとのことで、その時はすぐ中止するから言ってくれと言われたが、幸いそのようなことは無く、無事針を差し終わった。

続いて髄液の抜き取り。
骨髄穿刺もそうだが、抜き取られる感覚というのはあまり気分のいいものではない。
大体小指の先くらいの量を2回分抜き取られて終了。
後で見せてもらったが、殆ど水のようなものだった。
これが脳から背骨の中まで満たされているのだ。

そしていよいよ本命、抗がん剤の注射。
メソトレキセート・キロサイド・デキサートの混合らしい。
大体10秒くらいかけて注入。
部屋は冷房がかかっていたが、それでも脂汗がダラダラたれているのが自分でもわかった。

注入が終わり、針が抜き取られ、消毒後絆創膏を貼って終了。
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なお、髄液を抜くことにより、頭痛や気持ち悪さが出てくるとのことで、この後2時間安静にするよう言われた。
確かに、頭痛まではいかないが、何だか乗り物酔いしたような気持ち悪さが出てきた。
2時間経つと多少まともになったが、結局寝るまでずっとフラフラしていた。

正直、2度と脊髄への注射はやりたくないものだ。

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